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監督ばんざい

江守徹のはじけっぷりには、肝っ玉の据わった役者としての凄さが出てまして、これぞ!という何かを感じました。ここまでできるのはやっぱ今までのキャリアと演技に対しての姿勢。まさにベテラン、つー感じで演じることが好きで演じることについて常に考えてる役者としてのまっすぐさを感じずにはいられませんでした。凄かったなぁ…。

それで『監督ばんざい』ですが、特典映像でも北野監督が言ってましたが、見ていてフェリーニの『8 1/2』を思い出しました。やっぱね、監督の作品に対しての様々な葛藤が感じられると、どうしても『8 1/2』を思い出さずにはいられません。な~んとなくそんな感じがします。

ただインタビューを聞いてると北野監督の戦いっぷりが想像できて、監督として映画界と戦ってるなんて凄いな、なんて思うし、孤独な戦いをしてる感じがしますね。いわゆる反発的な感じで、こんなんじゃねぇーこうだ!みたいな姿勢が発揮されてます。

そのひとつとして『三丁目の夕日』なんつー作品がありまして、ボクも観ましたがこれまたその時代に生まれてないのに懐かしさを感じ、その時代背景にそこに住む人情がうまくからんでジーンときたりしちゃいましたが、北野監督の『三丁目の夕日』はかなり違ってました。

昭和33年代の日本がああいった良いことばかりじゃないことを伝えてくれてます。強引に金巻上げたり、どちらかと言えば品のない家庭。まさに“ヨイトマケの歌”の世界が描かれたり、同じ33年代でもこうも違うか!というもうひとつの33年代を見せてくれます。こっちの33年代は懐かしさよりも珍しさ、通常描かれない33年代でジーンとはきません。

こういう反発の姿勢がまさにビートたけしのような気がします。漫才でもいままでタブーだったことをやって、それが支持さて変えていった人ですから、今までに無い物つくり切り開いたわけで、こういった姿勢を今でも持ち続けてることがホント凄いと思います。

年とると、どうしても若い時の反発心が消えてって、まるくなったなんて言われたりしますけど、反発心をまだまだ持ち続けてる姿勢が凄すぎます。こういうのずーと持ってると、一般の世界ではやっぱ孤独に陥ってしまいますし、どっかで保守的になり、分かっているけど見て見ぬ振り…。で年取っていっちゃうんですよ。イカンですね、こうなったら。

おそらくそういった、作品作りに対する姿勢が海外では評価されてるんでしょうかね。

インタビューも込みで見ることで、戦う姿勢を感じさせられました。違う意味で“監督ばんざい”です。

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